12/24/2020

コロナ禍における(法務)組織マネジメント

こんにちは。

この投稿は、法務系アドベントカレンダー2020

#legalAC

1つとして、

Daisuke Nakajoh さんからバトンを受け取りました。

 

この1年、コロナ禍によって、どのように組織マネジメントが変わったのか、変えたのか、ということを書きたいと思います。もっとも、「法務」固有の要素というよりは、組織マネジメントを中心に触れていきますので、「法務」アドベントカレンダーなのに法務っぽさはあまりありません。また、適当に一般化、デフォルメをしているので、実在の話と思わないで眉に唾つけて(感染リスクがあるのでそういう気持ちで)読んでいただければと思います。

 

» Continue reading

10/29/2020

Business Law Journal 2020年12月号特集 民法(債権法)改正後の実務フォローアップ

標題特集について、あれこれ呟いていたら、@dtk 氏からブログでまとめることを勧められたので、少しまとめてみることにします。

» Continue reading

10/12/2020

希望の法務

希望の法務

 

明司 雅宏さんの『希望の法務ーー法的三段論法を超えて』を読んだ。

 

法学部ではない文系学部を卒業し、会社に入社した著者は、販売担当などを経て入社5年後突然法務部門に配属された。以来25年同じ企業の法務部門で仕事を続け、法務の部門長となっている。その著者が、「若手企業法務パーソンに仕事の仕方のこつや心構え」を解こうと思って執筆を開始したものの、コロナ禍に伴う社会、企業活動の激変の中で、法務の仕事についてより純化して語ったのが本書である。著者は「きれいごとを伝えたい」(172)とあとがきで述べている。著者の経歴からわかるように、その言動は、パット出の思いつきではなく、所属する企業の伝統や、法務組織の文化を体現していることに敬意を表したい。(後述するオンラインセミナーにおいて、著者は法務組織長として、企業の経営目標を法務組織、ひいては個別の法務担当者のミッションに置き換えるという営為を紹介されていた。)

 (文中数字はページ数)

» Continue reading

12/24/2019

こんな「せめの法務」は嫌だ!

この記事は法務系Advent Calendar 2019の一つとして、kaz_miyashita 先生から「簡(漢?)にして要を得たご発信で有名」と過分のご紹介をいただき恐縮至極です。

世間では攻めの法務だパートナーだナビゲーターだと「せめ」の法務がもてはやされていますが、うーんという事例もあるようでして

 

» Continue reading

12/04/2019

リーガルテックってどうよ?(契約レビュー編)

むくり。

12月になると、LegalACのために、埃まみれのこのブログを棚から出すことになります。

本番の前に、ウォーミングアップということで、最近流行りというリーガルテックのうち、何となく耳目を集める飛び道具っぽい、AIによる契約書レビューについて、簡単に触れておきたいと思います。

» Continue reading

12/16/2018

法務部長にとっての「坂の上の雲」を読んで

この投稿は、法務系アドベント・カレンダー 大井哲也 @tetsuyaoi2tmiさんからの流れとなります。

» Continue reading

07/15/2018

メール+ワードという契約交渉方法

先週、Legal Tech Forum
というイベントを見てきまして、少なくとも契約法務の「テック」化を推進する人たちにとって、

メール+ワード

というプラットフォームをどう乗り越えるか、ということが大きなテーマであるということを再認識しました。

ところで、このメール+ワード(の変更履歴)で契約案文の検討(社内審査、弁護士レビュー)および交渉を行うスタイルというのは、どのようにしてデファクトスタンダードとなったのか、また、それ以前はどうだったのか、ということについて、自分の経験と想像とで考えてみることにします


» Continue reading

12/30/2017

どうした 巨神兵!

かつて大いに頼みとし、引く手あまただった弁護士の先生が、気づいてみると輝きを失って、だんだん依頼が減ってしまうということを、ある程度企業法務の中の人をやっていると経験することがあります。
若手・中堅・大御所問わずこのような経験が何かに似ているとずっと引っかかっていたのですが、「かつてはわずか7日間で世界を滅ぼした強大な力を持っていた存在が、どろどろと身体を崩しながら無力化してしまう」という(アニメ版)風の谷のナウシカにおける巨神兵登場シーンではないかと思い至りました。
歳を経て、いろいろな記憶が混じり合い、もはやどれが誰の話だったか思い出せなくなってしまった今しか書けない、寓話ということでお付き合いください。

焼き払え!
どうした それでも世界で最も邪悪な一族の末えいか!

わあっ!
すげえ
世界が燃えちまうわけだぜ

なぎ払え!
どうした化け物 さっさと撃たんか!

うっ!
だめだー 逃げろー!

巨神兵 死んじゃった
――風の谷のナウシカ(1984)――

Img_0001_2


» Continue reading

12/17/2017

法務組織の(中間)管理職は何をしているのか #LegalAC

この投稿は、法務系Advent Calendar2017 の参加エントリーとなります。@NH7023さんからバトンを引き継ぎました。

本当は「どうした!巨神兵 ―大弁護士の落日―」という記事を書くはずだったんですが、@NH7023さんのエントリーを読んで、気が変わりました。

ネット界隈で企業内法務について語られるとき、法務部門全体か(外部である弁護士の視点が多いような気がしています)、法務担当者(中の人の視点が多いような気がしています)を対象としているものがほとんどだと思います。法務部門が企業内の組織(※1)である以上、そこには担当者だけでなく、管理職も存在します。しかし、管理職が何をやっているのかは、外部からだけでなく、内部からもよく分からないのではないでしょうか。この点、北島さんが以前BLJに連載していた「戦う法務課長」を読んで、おお、さすが課長ともなればすごいな、とまだ担当者であった私は思ったのでしたが、いざ自分が法務管理職となり、他の組織の法務管理職の方とも交流するようになると、ちょっと違うのかな、という印象を持つに至りました。北島さんのお書きになられた世界は、商社という超大型法務組織が存在する中の、シニア担当者(少しはマネジメント要素もありますが、マネジャーというよりはメンターの側面が多い)としての法務課長なのではないか、管理職としての仕事はむしろ上席の法務部長が行なっているのではないか、と。

そこで、法務管理職の仕事とはどんなものか、自分の知見をもとに書いてみることにします。もちろん法務組織の大きさや業種、組織の役割によって、法務管理職の仕事も千差万別であり、乏しい自分の知見をもとにする以上、これから書くことは必ずしも一般的なことかどうか自信はないのですが、何かの参考になれればと思います。

» Continue reading

12/10/2017

定型約款について国会での法務省答弁について(6・終)

6.定型約款の変更
改正法の民法の規律は、一言で言ってしまえば、「当事者の合意がなくても契約として成立し拘束力を認める。当事者の合意がなくても契約の変更としての効力を認める。」といったものであるが、このうち定型約款の変更については、他国での立法例はないようだ。この規定は、約款の規律を民法に規定するためのいわば「アメ」として産業界の一部の要望に応えるかたちで導入されたが、諸外国の事例もなく、学者からの評判もよろしくないため、今後の解釈論では、かなり論点が出てくるように思われる。

 (定型約款の変更) 第五百四十八条の四 定型約款準備者は、次に掲げる場合には、定型約款の変更をすることにより、変更後の定型約款の条項について合意があったものとみなし、個別に相手方と合意をすることなく契約の内容を変更することができる。

 一 定型約款の変更が、相手方の一般の利益に適合するとき。

 二 定型約款の変更が、契約をした目的に反せず、かつ、変更の必要性、変更後の内容の相当性、この条の規定により定型約款の変更をすることがある旨の定めの有無及びその内容その他の変更に係る事情に照らして合理的なものであるとき。

2 定型約款準備者は、前項の規定による定型約款の変更をするときは、その効力発生時期を定め、かつ、定型約款を変更する旨及び変更後の定型約款の内容並びにその効力発生時期をインターネットの利用その他の適切な方法により周知しなければならない。

3 第一項第二号の規定による定型約款の変更は、前項の効力発生時期が到来するまでに同項の規定による周知をしなければ、その効力を生じない。

4 第五百四十八条の二第二項の規定は、第一項の規定による定型約款の変更については、適用しない。

以下、答弁を紹介する。

» Continue reading

«定型約款に関する国会での法務省答弁について(5)